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令和7年度 修了式を迎えました。 【式辞より抜粋】 校庭の桜のつぼみも膨らみ、いくつかの花が開いています。春の訪れを感じる季節となりました。春は出会いと別れの季節と言われています。 今日で、52日間の3学期が終わります。皆さんにとって、この3学期そして令和7年度(205日)は、どのような学期そして1年だったでしょうか。また、ここまでで自分が成長したこと、学級として、学年全体として成長したことは、どのような点でしょうか。今後の課題は何でしょうか。特に、1年間の終わり、そして進級を前に、一つの「節目」として、自分について、そして学級や学年、部活動など自分の所属する集団について、1年間を振り返ってみてください。 3月の学校だよりに書いた「節ありて、竹強し」という言葉があります。これは、「節があるから、竹は風雪に強くまっすぐに伸びる」ということを表します。竹は枝や葉に雪が積もっても折れません。また、どんなに強い風が吹いても、その風に身を任せながら、根をはり、折れることはなく、風がやめば、元に戻る力があります。「節目」は竹に「しなやかさ」と「強さ」をもたらしてくれます。 また、まっすぐ空高く伸びる竹は、この「節目」があるから成長が早いと言われています。竹は「タケノコ」の時に「節目」の数が決まっていますが、節と節の間に成長する細胞があり、どんどん伸びていきます。種類によっては1日に1メートル以上育つこともあるそうで、見ていない間にぐんと伸びる印象があります。植物が育つ成長点(成長する細胞)はほとんどの植物が茎の先の一カ所ですが、竹には節目ごとにこの成長点があるのです。3月から4月にある進級や卒業・入学を迎える生徒たちに、この「節目」を大切にして、竹のように物事に柔軟に対応できる「しなやかな強さ」と節目ごとに成長する「たくましさ」を身につけてほしいと願っています。桶川東中で過ごしたこの1年間を振り返り、一度、節を作っていきましょう。伸びたところ、できるようになったこと、やりきれなかったこと、失敗したことを考え、自分の成長を確かめる。そして、次の目標を立ててがんばっていこうという気持ちになることで、しっかりとした節目ができ、4月からの新しい生活が充実したものとなります。また、節目を作ることはそこに立ち返ることができたり、この先何か苦しいこと、いやなことがあったり、失敗したりして、うつむくことがあっても、また起き上がる「しなやかな強さ」につながったりします。 皆さんを見ていて、成長している人は、失敗をひとのせいにせず、成功できたことに感謝できる人だと思います。忙しくてあっという間に過ぎてしまう日々を繰り返し、成長していきますが、節目にたどり着いた時に一息ついて、過去の節目を振り返り、自己反省と感謝を持って、「よし!」と気合いを入れてまた歩みを進めましょう。その積み重ねが、心豊かな人生を送る秘訣なのかもしれません。しなやかに。強く。たくましく。 本日をもって、3学期が終わり、各学級の最終日でもあります。互いに学級で出会い、支え合い、高め合えたことに感謝し、素敵な時間を過ごしてください。そして、4月の新たな出会いに期待を膨らませてほしいと思います。年度が替わるこの時期に、「節目」としての意味を持つ日となるよう、一人一人が意識してほしいと願っています。 春休み中、事故やケガに気を付け、元気な姿で新年度に会いましょう。その時に、2年生は「最上級生」、1年生は「新入生の先輩」という自覚とプライドを心の中に準備して、登校してください。来年度も、皆さんの活躍に期待しています。
午後から行われた定期演奏会にたくさんの保護者の皆様、在校生、そして卒業した3年生も駆けつけてくれました。大賑わいの体育館で、たっぷり演奏を披露してくれました。クラシックパートの前半とポップスパートの後半。最後は「旅立ちの日に」にのせて、卒業していく3年生の紹介もありました。 コンクールだけでなく校内の行事を大いに盛り上げてくれている吹奏楽部。3年生はいつも主軸になって活動していたことが思い出されます。ありがとう。そして、さよなら。頑張れ、卒業生。そして伝統を引き継いでいこう、在校生。
式辞 抜粋・・・ 「卒業、おめでとうございます。」 皆さんが手にした卒業証書には、仲間とともに過ごした様々な思いが刻み込まれており、かけがえのない三年間の重みを感じていることと思います。   みなさんは、仲間を大切にする、さわやかで明るい笑顔の似合う学年でした。 体育祭の大ムカデで、声の限り仲間を呼び合い、一つになって前進する姿、音楽会練習で校舎内に響き渡る堂々たる歌声、面接練習では「個性豊かで、ふざけている人も多いクラスですけど、そんな自分のクラスが大好きです」と、みんなが満面の笑みで答えていました。そして、三送会では余すところなく、学年の良さを発揮し、東中学校の伝統のバトンを在校生に渡してくれました。 その姿は常に後輩の目標であり、憧れであり続けました。三年間の生活の中には、悩んだり、辛かったり、叱られたりしたこともあったでしょう。しかし、そのたびに成長し、義務教育全課程を修了し、巣立つ日となりました。   みなさんが今日を迎えるまでの15年は未曾有の脅威に立ち向かう予測もしなかった歳月でした。 皆さんが生まれて間もない頃、日本は大きな試練に直面しました。ーーーーー東日本大震災 です。  多くの人が深い悲しみと困難の中にありました。しかし、その中で私たちは、人と人とが支え合う姿を数多く見てきました。見知らぬ人同士が励まし合い、食べ物や毛布を分け合い、互いを思いやる姿です。人のやさしさや、つながりの力が、どれほど大きなものであるかを学び、復興への力にしてきました。  そして皆さんの学校生活もまた、大きな出来事とともにありました。世界中に広がった 新型コロナウイルス感染症。やっと小学校になれたばかりだった皆さんの学校生活は一変してしまいました。 マスクをつけての生活、行事の制限、友だちと距離を取る日々。楽しみにしていたことが思うようにできず、悔しい思いをしたこともあったでしょう。   しかし、その経験の中で、皆さんはある大切なことに気づいたのではないでしょうか。   それは、「当たり前」の有難さです。   友だちと顔を合わせて笑い合えること。   教室で一緒に学べること。   体育祭や音楽会で、みんなと力を合わせること。   これまで当たり前だと思っていたことが、実は決して当たり前ではなかった。ささやかすぎる毎日の中にかけがえのない喜びの瞬間があったことをもう一度考え直す機会となりました。    「いのちの歌」にあるように   あなたとして生まれてきたこと   育ててもらえたこと   仲間や先生方に出会えたこと   笑いあったことは 「当たり前」ではなく奇跡であることに気づかなくてはいけませんし、巡り合ったこの奇跡に感謝しなくてはなりません。皆さんは、震災の記憶が残る時代に生まれ、そしてコロナ禍という経験を通して、「人のやさしさ」や「つながりの大切さ」、そして「当たり前に感謝する心」を学んで、しなやかに生きられる力をつけて今日を迎えることができました。   これは、学年主任の渡辺先生をはじめ、あなたたちに関わってきたたくさんの先生方が、皆さんに大切にしてほしいと伝えてきたことです。  これから皆さんは、それぞれ、新しい道へ進んでいきます。 十五年間、大切に大切に育ててもらった命を自分の選んだ道で、輝かせてください。自分のペースで、でも着実に前へ進んでほしいと願っています。その中で、泣きたい日も、絶望に嘆く日もあるでしょう。そんなときこそ「人は支え合うことで強くなれる」ということを思い出してください。 遠く離れても、母校 桶川東中学校から巣立っていくあなたたちの幸せを祈っています。   令和八年三月十三日   桶川市立桶川東中学校長 吉田 由紀恵
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