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学校日誌

  本物の税理士さん2人にご来校いただき、「租税教室」を行いました。クラスごとに1時間ずつ、お話しいただきました。

【感想より】

●税金について授業では使い道やなくなってしまったらどうなるかなどの知識はありましたが、実際の話を聞けてあらためて「税金」について考える機会になりました。今は自分は「消費税」を払っているくらいだと思っていますが、このあとはいろいろな税金を払うことになるので、しっかり理解して困ることがないようにしたいです。累進課税や公平に税金を取るためにいろいろな工夫がされていることが分かった。スゥエーデンの税率50%を聞いてびっくりしたけれど、環境や福祉をよくしようと思うと高い税を払う必要があるのだと感じた。税金が年々日本でも高くなっているというけれど、警察や消防も無料で使えるのも税金のおかげなのだから、頑張っていい納税者にならないといけないと思った。

 今日は、桶川市人権擁護委員会の委員の皆様をお迎えして「全校人権集会」を行いました。「誰もが主役の桶川をつくる」という市の基本理念にも通じますが、全ての人々が個人として尊重され、互いを思いやり、安心して暮らせる社会を作らなくてはなりません。

 毎年124日から10日までの「人権週間」を中心に、全国各地で様々な啓発活動が行われています。桶川市でも、法務大臣から委嘱を受けた6名の人権擁護委員が中心となり、桶川という地域に根ざした啓発活動や、人権相談を通して、人権侵害の未然防止と解決に日々努めていらっしゃいます。今日はその中の3名の皆様と桶川市人権男女共同参画課 様にお越しいただきました。

 本校の「いじめ撲滅宣言」や「人権標語優秀作品の発表」など生徒会執行部の取組紹介も改めて人権意識を確認するよい機会となりました。

 SNS少し違えばSOS・・・近年、SNS等の普及による新たな人権問題や、いじめ、障がい者差別、外国人やLGBTQ、拉致問題などと、多様化・複雑化する課題が山積しているのは中学生としても感じているところだと思います。人権問題は決して「自分には関係のないこと」「誰かのこと」ではありません。私たち一人ひとりが、自分の問題として捉え、相手の気持ちを想像し、配慮ある行動をとることが不可欠ですよね。人権集会が、改めて人権の大切さについて考え、日々の生活の中での実践につながっていけばと思います。

【感想より】

●3年●一人一人に「人権」があることを確認できました。また、日常のあいさつや返事、靴揃え等が大切だということもわかりました。人に嫌われたくなくて、相手の言うことに従ってしまったり、自分の言いたいことを言えなかったりすることは危険だと思った。自分のものも相手の人権も大切にしていきたいと思いました。「感謝の気持ち」は忘れないでいたいとおもいました。

●3年●世界には人権が守られていない人たちや戦争や紛争で被害を受けて命さえ脅かされている人たちがいることを考えると、今の守られている自分たちの環境への感謝を忘れず、できる身近なことから取り組んでいきたいと思った。まず、「ありがとう」から始めます。

 2年生は「食物」分野の学習をしています。食品やその栄養価の知識などを学ぶことと並行して、みんな大好き・・・調理実習も実施しています。そういえば・・・コロナ禍はこういった実習もできなかったなぁと思うと、アフターコロナでこういった体験活動が復活してよかったとつくづく思いました。

 さて、先日は校舎中に甘い果実の香りが漂わせ、ブルーベリージャムが出来上がっていましたが、今日は「はんばーーーーーーーーぐっ!」煮込んでおいしく出来上がったものをいただきました。しっかり火は通っているけれど、ジューシーさもしっかり残ったおいしいハンバーグでした。ごちそうさまでした。ぜひおうちでも試してみてください。

2学期の期末テストも全学年で終わり、この後はクリスマスやお正月、冬休みと一年の中でも楽しいイベントが盛りだくさんです。楽しいイベントでは、心が緩んでしまったり、お金が動いたりするものなので、年末に向けて詐欺や強盗などの凶悪犯罪の検挙人数も増える時期です。 

また、近年は、危険ドラッグや違法薬物に関するニュースを目にする機会が増えています。中学生の皆さんにとっては、「自分には関係ない」と感じるかもしれません。しかし、薬物は身近な場面で誘惑があったり、軽い気持ちから手を出してしまったりすることがあり、一度使用すると自分自身だけでなく家族や友人、将来まで深刻な影響を及ぼします。

今日は「薬物乱用防止教室」を実施するにあたり、講師として本校の学校薬剤師である 應戸(おうと)先生にお越しいただきました。お話の中で、薬物の危険性だけでなく、健康を守るための正しい知識や、誘われたときにどう断るかといった、生活に直結した内容を学ぶことができました。

今日は桶川市教育委員会・桶川市教育研究会 委嘱の研究発表会でした。本校は令和5年度から3か年、「自他を認め、思いを豊かに伝える生徒の育成」を研究主題として、学習指導の研究に取り組んでまいりました。本校の生徒たちは落ち着いて学習に取り組んでおり、個人差はありますがそれなりに力もついてきています。それにも関わらず、自己肯定感が低く、自信のない生徒が多い実態がありました。「主体的・対話的で深い学び」の実現に自己肯定感の低さは、解決していかなければならない課題であると捉え、研究は始まりました。

そして、この3年間、自己肯定感の醸成と学力向上の関係性について試行錯誤しながら研究に取り組んでまいりました。自己肯定感は主体的な学びへの扉だと思っています。生涯にわたって能動的に学び続けられる自立した学習者を育成して卒業させることは中学校に課せられた役割だとも思っています。今回の研究でその役割を果たすヒントを得られたと感じています。

多くの皆様のご参会をいただき、ご指導をいただきありがとうございました。

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桶川市立小・中学校における盗撮防止等ガイドライン(令和7年10月)
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