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学校日誌

 令和7年度 桶川東中学校 学校保健委員会を開催しました。学校医、学校歯科医に加え今年度は保護者の皆様にもご参加いただけました。図書室いっぱいの参加者で、発表が行われました。この学校保健委員会は、健康に対する意識を醸成するために企画されています。「元気があれば何でもできる!」すべては健やかな心身からですよね。

 さて、今年度行われました定期健康診断の結果から、視力の低下、姿勢の乱れ、肩こりや首の痛み、また噛み合わせや歯肉の状態など、現代の中学生に共通する健康課題が見えてまいりました。これらの多くは、スマートフォンやパソコンなどの長時間使用と深く関わっていると考えられます。

 便利なデジタル機器は、学習や生活に欠かせない一方で、使い方を誤ると、成長期の体や心に大きな負担を与えてしまいます。だからこそ今、「スマホ・パソコンに負けない体づくり」が、学校・家庭・地域で共通して取り組むべき大切なテーマであると感じています。

 養護教諭、体育主任、保健委員の報告のあと、課題解決のための具体的なヒントをいただきました。長年スポーツや成長期の体づくりに携わってこられた指導者の岸沢整骨院長の岸沢先生から桶川東中の生徒に向けた体つくりのコツがギュッとつまった映像の視聴、そして日頃より本校の生徒の健康を支えてくださっている先生方のご指導をいただきました。実践も交え、楽しい有意義な時間となりました。

 

 本校でも赤い羽根の共同募金の活動が始まりました。生徒会本部の目標金額は2万円。共同募金は、戦後間もない昭和221947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されています。

 社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組んでいます。

 そんな共同募金に協力をお願いします。

 

子どもたちが楽しみにしているスキー教室は1月22日~2泊3日で菅平で行われます。安全で充実した活動となるように、実行委員会・引率教職員・旅行会社・・・一同、万全の準備を進めております。

 スキー教室は、単に技術を身に付けるだけの行事ではありません。家庭から離れ、仲間と共に過ごす「集団生活」の中で、大きく成長する貴重な機会です。友達と励まし合いながら挑戦することで、できなかったことができるようになる喜びを味わい、同時に、協力することの大切さや、自分の行動が周りに与える影響にも気づくことができます。

 また、生活班での役割分担や時間を守る姿勢など、日常生活では見えにくい部分でも、子どもたちは驚くほどの成長を見せます。自分のことは自分で行う力、仲間のために動く優しさ、そして困難に向き合う強さ――こうした力は、教室だけでは得がたい貴重な学びです。

 おうちの皆様には、事前準備や健康管理など、多くのご協力をお願いすることになりますが、どうぞ子どもたちの成長の場として温かく支えていただければ幸いです。

 今年のスキー教室が、子どもたち一人ひとりにとって、安全で実り多い三日間となりますように。

 

  本物の税理士さん2人にご来校いただき、「租税教室」を行いました。クラスごとに1時間ずつ、お話しいただきました。

【感想より】

●税金について授業では使い道やなくなってしまったらどうなるかなどの知識はありましたが、実際の話を聞けてあらためて「税金」について考える機会になりました。今は自分は「消費税」を払っているくらいだと思っていますが、このあとはいろいろな税金を払うことになるので、しっかり理解して困ることがないようにしたいです。累進課税や公平に税金を取るためにいろいろな工夫がされていることが分かった。スゥエーデンの税率50%を聞いてびっくりしたけれど、環境や福祉をよくしようと思うと高い税を払う必要があるのだと感じた。税金が年々日本でも高くなっているというけれど、警察や消防も無料で使えるのも税金のおかげなのだから、頑張っていい納税者にならないといけないと思った。

 今日は、桶川市人権擁護委員会の委員の皆様をお迎えして「全校人権集会」を行いました。「誰もが主役の桶川をつくる」という市の基本理念にも通じますが、全ての人々が個人として尊重され、互いを思いやり、安心して暮らせる社会を作らなくてはなりません。

 毎年124日から10日までの「人権週間」を中心に、全国各地で様々な啓発活動が行われています。桶川市でも、法務大臣から委嘱を受けた6名の人権擁護委員が中心となり、桶川という地域に根ざした啓発活動や、人権相談を通して、人権侵害の未然防止と解決に日々努めていらっしゃいます。今日はその中の3名の皆様と桶川市人権男女共同参画課 様にお越しいただきました。

 本校の「いじめ撲滅宣言」や「人権標語優秀作品の発表」など生徒会執行部の取組紹介も改めて人権意識を確認するよい機会となりました。

 SNS少し違えばSOS・・・近年、SNS等の普及による新たな人権問題や、いじめ、障がい者差別、外国人やLGBTQ、拉致問題などと、多様化・複雑化する課題が山積しているのは中学生としても感じているところだと思います。人権問題は決して「自分には関係のないこと」「誰かのこと」ではありません。私たち一人ひとりが、自分の問題として捉え、相手の気持ちを想像し、配慮ある行動をとることが不可欠ですよね。人権集会が、改めて人権の大切さについて考え、日々の生活の中での実践につながっていけばと思います。

【感想より】

●3年●一人一人に「人権」があることを確認できました。また、日常のあいさつや返事、靴揃え等が大切だということもわかりました。人に嫌われたくなくて、相手の言うことに従ってしまったり、自分の言いたいことを言えなかったりすることは危険だと思った。自分のものも相手の人権も大切にしていきたいと思いました。「感謝の気持ち」は忘れないでいたいとおもいました。

●3年●世界には人権が守られていない人たちや戦争や紛争で被害を受けて命さえ脅かされている人たちがいることを考えると、今の守られている自分たちの環境への感謝を忘れず、できる身近なことから取り組んでいきたいと思った。まず、「ありがとう」から始めます。

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桶川市立小・中学校における盗撮防止等ガイドライン(令和7年10月)
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